自分を生かして働きたい、というテーマで
セッションをしている時、
ぽこっと、
親子関係の話が出てくることがあります。
自分らしく働くことができない、
合わない環境をわざわざ選んでしまった・・
という背景に、
「親の期待に応える、良い子でいなければ」
という思い込みが隠れていることは
よくあります。
例えば、仕事や職場選びの基準が
「親が安心しそうな仕事や職場」に
なっていて、
自分を生かせる方向との
ミスマッチが起こっている、といったことです。
生育環境はそのひとの世界観に
大きな影響を及ぼすので、
無意識のうちに、
親にとっての
安心できる仕事・職場という世界観
=自分にとっての
安心出来る仕事・職場という世界観
となっている場合もあります。
両者が重なっていれば問題ないのですが、
ミスマッチだと、
「この仕事がいいと思って選んだはずなのに、
強い違和感がある」など、
頭と感覚の間に乖離が出たりもします。
変化の時期、
より自分を生かせる人生を歩むために
世界観を変化させるということは、
親と関わる過程で培われた世界観の中の
ミスマッチの部分を手放す、
ということと、ほぼイコールです。
「親の期待する良い子」で
あろうとすることをやめることで、
新しい世界が開けます。
山口由起子ニュースレター(メルマガ)
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