アーティストがビジネスに取り組むとき、
マーケティングや商品づくりの考え方は、
そのまま応用しづらいです。
アーティストは、どう考え、ビジネスに取り組むか?
補足します。
■そもそも、アートとは?
アーティストは、表現を通して、今ある世界に、
誰も見たことのない世界を提示する存在です。
「新たな世界の見方を提示する」とも言えます。
■マーケティング
自分の表現するものを通して、
人々に何をもたらすのか?を
掘り下げて考えます。
一朝一夕に出てくる答えではありませんので、
じっくりと掘り下げよう。
人々の深い求めと結びつく地点まで掘り下げ、
言語化し、展示や企画のコンセプトとします。
お客様の声を聴くことは、「人々の深い求めと結びつく地点」が
どこにあるのかを、明確にするヒントとなります。
ただ、声をそのまま採用することはせずに、
自分の中で熟成させるようにしましょう。あくまでもヒントとして聴く。
■商品づくり
アートのお客様は、物語を買います。
自分自身と、表現する世界の物語をアートに反映し続けることが、
お客様と長くお付き合いをしていく・・ということです。
つまり、自分自身が、この世界を探究し続ける、ということですね。