「みえない世界」ってイメージできますか?
-
今日は、真っ暗闇を歩き回ってきました。
○ 「くらやみは、コミュニケーションを促すメディア」: ダイアログインザダーク

○ それは何?
数人のチームで、
ほんっっっとうに真っ暗闇の中を
歩き回るというイベントです。
視覚障害者のスタッフの方がガイドをしてくれます。
ガイドに従いながら、みんなで声をかけあって、暗闇の中で
遊んだり飲み食いしたり話をしたりします。
-
○ どんな体験?
1) ひととの境界がなくなる
真っ暗闇で視覚が失われているので、そこから生じる孤独感や戸惑いを補うように、チームの人たちと寄り添います。
真っ暗な中では、一人では何もできないからです。
身体に触れたり声を出したりして存在を確認しあったり、経験を共有しあうのですね。
「かおりがいい!」とか、「ざらざらしてる!」とか、ささいなことですが伝えたい、という気持ちがわいてきます。
明るい場所に出てから、急にお互いよそよそしくなりました。笑
-
2) みえなくても、空間をイメージできるようになる
最初、真っ暗な空間に入ったときは、身体がなくなったような感じがしました。声がしても、マンガで真っ暗な中に吹き出しだけ浮かんでるようなイメージがわきました。
それが、慣れてくると空間の奥行きや人やものの輪郭をイメージできるようになるのです。
最後にカフェでお茶を飲んだのですが、暗闇でも普通にカフェにいるかのように感じられました。
目が見えなくても、世界を奥行きを持って感じられるということは大きな発見でした。
-
3) 感覚が鋭敏になって、記憶に刻み付けられる。
当然といえば当然ですが、視覚以外の感覚のアンテナが鋭敏になります。
私は、特に嗅覚と触覚でとらえたことが記憶に残りました。
匂いや、ざらざらしたさわり心地、肌で感じた温度や空間の奥行き、などなど、いつもと違った残り方で記憶に残っています。
インパクトのある経験をしたという理由ももちろんですが、体験のひとつひとつが感覚に強く刻みつけられました。
-
○ まとめると
ひとは何かを考えるときに、経験の中から蓄積された感覚の記憶を、無意識に使っていると思います。
ダイアログインザダークを経験すると、記憶の中に、「人への信頼」と「自分の感覚への信頼」が蓄積されるのが、いいなあと思います。
「人ってあったかいな」とか「つながる安心感」とか、「目にみえなくても、こんなにも多彩に世界を感じられるんだ」ということです。
私は、
「普段ざっと流していることを、もっと丁寧に受けとめて伝えると、あったかい毎日になるなあ」
ということを感じました。
-
ちょっとした感覚の変化が、違う毎日をつくると思います。ダイアログインザダークは、変化の触媒になる経験です。
-
○●○つぶやき●○●
その後、焼きリンゴ食べました。秋を感じました。
●○●関連リンク○●○


