私には何人か「心の師」がおり、迷ったり考えていることがあるときに空想上の相談をする相手がいます。
雀鬼・桜井章一やコジコジ、『今日の猫村さん』の猫村ネコさんなどです。
最近新たに「心の師」に出会ったのですが、それはこの人。
モモー。
モモに話をきいてもらっていると、どうしてよいかわからずに思いまよっていた人は、きゅうに自分の意志がはっきりしてきます。ひっこみじあんの人には、きゅうに目のまえがひらけ、勇気が出てきます。不幸な人、なやみのある人には、希望とあかるさがわいてきます。(23p~24p)
すごい・・。モモは何も言わないのですね。聞いているだけです。相手が外国人で言葉がわからなくても、こういうふうにできるようになるのが理想。
モモがここにいるようになってからというもの、みんなはいままでになく、たのしく遊べるようになったのです。たいくつするなんてことは、ぜんぜんなくなりました。モモがすてきな遊びをおしえてくれたからではありません。モモはただいるだけ、みんなといっしょに遊ぶだけです。ところがそれだけで—どうしてなのかはだれにもわかりませんが—子どもたちの頭に、すてきな遊びがひとりでにうかんでくるのです。(34p)
これもまた。こういう人っているのでしょうね。
物語自体も珠玉の名作で、真理をついた言葉がそこかしこにちりばめられています。特にモモが自分の時間に出会う場面の壮大さは圧巻です。
壮大な童話でした。
●○●つぶやき○●○
雪でしたね。寒いけど雪ってうれしいです。



